イエティ捜索隊2008

 
ダウラギリ周辺の目撃例
 

何故、南東稜の稜線にこだわるのか・・・

それは、ダウラギリ南面、コーナボン・コーラからグルジャヒマール南東稜では、たびたびイエティらしき何者かが目撃され、足跡が発見されているからだ。最初に外国人が入ったのは69年、当時未踏峰であったダウラギリW峰登山隊が最初であり、75年に初登頂されるまでに数隊が訪れ、多くの目撃情報が発表された。その後はこれらの目撃情報をもとにしたイエティ調査隊によるものである。高橋はこのうち4件に立ち会っている。それがこの稜線にこだわる所以である。

<登山隊によるもの>

19714          GHMJ                            足跡 

南東稜上、4650m地点のC1より5100mC2へのルート工作中に松田、高橋とシェルパ2名が足跡を発見する。足跡は稜の上方より、コーナボン側の雪面を下りコルの部分で尾根を越し、タレジャ側に下降していた。間隔は2025cmで小刻みな歩き方。足跡のサイズは20cm 幅10cm。沈み込みは浅く、体重は軽いものと推測された。

19714          長野県稜山岳会隊              足跡 

X峰登山中の、アイスフォールを上がったところの雪原で250mにわたり残されていた足跡を柳沢らが発見する。翌日再確認する。かなり明瞭な写真が残っている。足跡のサイズは長さ28cm、歩幅約105cm。上記登山隊とは同時期、直線距離で56q離れた場所。

19715          GHMJ                            目撃 

芳野満彦隊長が5100m地点のC2に於いて直立2足歩行の生物と約1520mの距離で遭遇する。コーナボン側から上ってきて稜線上で立ち止まり、タレジャ側の雪壁を下っていった。背丈は約150cm、顔を除き全身が長い毛で覆われていた。頭の毛が特に長く、肩まで垂れ下がっていた。足跡は長さ16cm、幅12cm

19729          名古屋YMCA   目撃 

ダウラ・ヒマール西端のプタ・ヒウンチュリを目指している途中でシェルパが目撃した。

19729          日本岩登協会隊    足跡 

W峰をカペ・コーラ経由で登山活動中、5700mC2で就寝中にウォーというものすごい声を聞く。翌朝近くに足跡を確認する。

1973年ポスト期   イギリス隊                         目撃 

コーナボン・コーラのBCからC1への荷揚げ活動中、午前10時ごろ、数名のシェルパと隊員の前に現れる。シェルパはパニック状態になる。隊員のロジャーが16mmカメラで撮影したが失敗する。南東稜を越えてタレジャ側に去ったと推測される。

19759          カモシカ同人隊    足跡 

コーナボン・コーラ、W峰のC1直下の残雪の上に人間では2歳位と思われる足跡を発見する。

197510        カモシカ同人隊  声・足跡  

コーナボン内院、5600mC5で、2日間、昼夜にわたり、「クワッ、クワッ」という声を聞く。鳴き声は位置を変えながら夜9時過ぎまで続く。後日、近くで25cmの足跡を発見。

<イエティ調査隊によるもの>

ルバング島で小野田さんを救出し有名になった鈴木青年こと鈴木紀夫氏はその後、この地でイエティ捜索に賭けていた。12年間にわたって6回の捜索を行ったが、86年の捜索中にコーナボン谷に発生した雪崩で亡くなった。

19757          鈴木紀夫調査隊    目撃 

コーナボン・コーラ、右側の滝の断崖の上に5頭を確認する。大型2、中型1、小型2。胸が厚く、肩が盛り上がっていて腕は太くて長い。大型は170cm、小型は4,50cmで毛の色は大型が赤褐色で中型は薄茶、小型は白かった。稜線を越えタレジャ側に去った。

198611         6次鈴木紀夫隊              足跡 

コーナボン・コーラ3700m地点で南東稜の斜面を横切る足跡を確認する。

19948-9       1994イエティ捜索隊 足跡  

南東稜上4600m地点で人間の子供の裸足のような足跡を2個発見する。長さは18cm。強い獣臭のする岩屋を発見し、カメラを設置するが、固定してあったストラップが傷つくほど引かれ、カメラを落とされる。また稜線上からタレジャ側に人影を目撃。捜索当時は最終的に人間だったと結論づけていたが、今回03年の調査により、村からの距離、ハンターの行動習性を知り、あらためて人間ではなかったのではないかと推測している。

20039          イエティ捜索隊2003 目撃、足跡

タレジャ側から南東稜で登っていく3頭の姿をベースキャンプから目撃する。3頭は急峻な崖をお互いに少し離れた場所を登っていた。その姿はまるで人間が歩いているように見えた。翌日の調査でタレジャ側の雪面に一直線上に並ぶ13個の足跡と尾根の反対側に下っていく足跡を発見する。タレジャ側の足跡のサイズは長さ20cm10p、ストライドは6070cm。踵からつま先までを接地する足型だった。また反対のコーナボン側に下っていく足跡は2頭分を確認、交互に足を出しすべりながら下っていった足跡だった。

 
タレジャ側の13個の足跡
 
コーナボン側にすべりながら下る足跡