| 今回の捜索ポイント |
| 再調査に向けて
キーワードは足跡 正体不明・・・という先入観を捨て、ヒマラヤの自然環境の中における生態系の一員と位置付け、アプローチするべきであろう。 具体的には、しばしば発見される足跡に焦点をあて、その動物の姿を映像や写真に残し、正体を確認することだろう。確かに、野生動物を撮影することはありふれた動物でも容易なことではない。まして生態もわからぬものとなれば至難の作業が予想される。 しかし、我々はこれまでに得た知識により、この動物が出没する範囲をある程度予測できる。条件が整えば、必ず納得のいく答を出せると確信している。万一、それが既知の動物であると判明しても、それはまた永年の謎に決着をつけることであり、満足しなければならない。いずれにしろ、足跡の主を確認することがイエティの正体解明に通じると考えている。 |
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ハイテク作戦 足跡の正体を確認するためには、その動物の姿を撮影しなければならない。しかし、我々の監視、捜索能力には限界がある。用心深い動物であれば、白昼人間の前に姿を現わすことは考えられない。出没するとしても黎明薄暮、または夜間などであろう。 仮に、このような習性であれば発見することは困難であり、撮影することは意実上不可能に近い。このような状況への対応策として、自動カメラの充実をはかることが効果的であると考える。前回の捜索時にも赤外線感知のスチールカメラ及びビデオカメラを使用した。これらを自由に使いこなすことができれば、46時中の監視とともに、至近距離からの撮影が同時に可能という点でおおいに期待されるものであった。 |
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自動カメラ設置の条件 センサーが感知し作動する自動カメラは、機能的にカバーできる面積が狭い。そのため、設置場所の選定が重要なポイントとなる。出没の確立が高く、さらに地形的な条件も兼ね備えた場所ではじめて自動撮影の作戦が成立する。我々はこれまでの調査からすでにその場所を絞り込んでおり、また、この範囲は過去、足跡の発見が集中していることから、今後も必ず出没すとの確信を持っている。 現場は細い稜であり、野生動物といえども通路を限定されるため、自動カメラで捕捉するには効果的な地形といえる。今回はこの間に4〜5台のカメラを配置し、この稜に生息し、移動するあらゆる動物を撮影、その中に、未知の動物の姿も必ずあると考えている。 |
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その他の重点監視ポイント ・タレジャ側支尾根の岩穴(岩屋) ヒサシ状の岩に大小のプレート状岩を立て掛けた構造で岩屋に近い。内部に圧縮された枯れ草と強い獣臭あり。自動カメラをセットし、撮影を試みたがカメラを引き落とされ、失敗する。 ・上部岩場にある岩穴 奥行き約5m。動物の立ち寄った痕跡が多い。1971年、この岩穴の上で未知の動物との遭遇事件があった。直下では足跡を発見している。いずれも至近距離であり、この岩穴が起点である可能性がきわめて高い。 ・南東稜コーナボン側斜面 4200m付近 1974年、英国隊のメンバーとシェルパ7〜8名が未知の動物と遭遇。 1975年には鈴木紀夫氏とシェルパが、類人的動物を望遠観察した。 |
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