PAC 携帯加圧装置

標高4千メートルを越える高地では高山病の危険性がつきまといます。症状が悪化すると脳浮腫、肺水腫といった死に直結する重度の高山病に陥る場合もあります。ヒマラヤ、チベット、カラコルム、アンデスなどの高所では、医療設備が少なく、仮に医師がいても適切な高山病の治療を受けることができません。高山病の最善の治療は、高度を落とすことですが、レスキュー・ヘリコプターを呼んで搬送する場合、1日〜数日を要する場合が多く、その間、高山病を悪化させない手段が必要となります。酸素ボンベを使用した場合、酸素吸入中は症状が改善しますが、限りある酸素が無くなればまた元の症状に戻ってしまいます。

PACは、足踏みポンプでチェンバー内部に2PSIの圧力をかけ、1000m~2000m程度の高度を落としたと同じ効果があり、高山病を治療する効果が期待できます。重量はわずか8kgのチェンバーです。


標高6000mでPACを使用した場合、PAC内部では標高4000mと同じ気圧に保ちます。

PAC操作手順

  1. PACを操作するスペースを確保し、PACの下と中にマットを敷き、寝袋を入れます。
  2. ポンプを接続します。
  3. variable pressure release valveを閉じます。
  4. 透明窓の内側にあるポケットに外から見えるように高度計を入れます。
  5. 中の患者に耳抜きの方法を説明します。
  6. 患者をPACに入れます。
  7. ジッパーを閉め、ポンプを踏み始めます。その時、患者に目と声でコミュニケーションをとり続けます。
  8. PACは壁が張りを持つまで一気にポンプを踏み続けます。そして徐々に加圧して高度を落としていきます。
  9. もし、患者が耳の痛みを訴えたら、variable pressure release valveを開いて、患者が耳の痛みが治るまで、ポンプはゆっくり踏むか、踏むことをいったん中止します。
  10. PACに最大の圧力がかかったらバルブからエアーが漏れ、圧力が自動的に2-PSIに調整されます。
  11. 患者が高所肺水腫、高所脳浮腫の場合は、PACの上部を30度の角度で持ち上げます。
  12. PACの減圧を始めるまでは、最低5秒に1回、ポンプを踏んでください。(最大1分の休憩はOKです)治療を終えたら、variable pressure release valveを開き、ポンピングをゆっくりまたは停止し、圧力をゆっくり抜きます。患者が、耳の痛みを訴えたら、バルブを閉じて痛みが治るまで中止(数回急いでポンピング)します。
  13. PACの壁がルーズになったら、ジッパーを開いて全開にし患者を出します。

個人輸入の代行サービスを行っております。
価格はお問合わせください。


特徴

測定範囲SpO20~100%
脈拍数18~321bpm
精度SpO2±2(数値):70~100%
脈拍数±3%:20~250bpm
表示数値表示3桁、赤色LED
パルス品質脈拍に同期して点滅する3色LED
ローバッテリー数値表示が1秒間隔で点滅
操作環境0~40℃/10~90%RH/高度12,200mまで
所要電源単4アルカリ乾電池2本
寸法・重量33mm(H)×33mm(W)×56mm(D)
54g(電池込み)
標準構成本体、アルカリ乾電池(2本)、ストラップ、取扱説明書
医療器機承認番号:218AHBZX00004000
(特定保守管理医療器機、クラス分類Ⅱ)
診療報酬:経皮的動脈血酸素飽和度測定器(1日につき30点)

レンタルサービス価格表(最低貸出期間:2週間)

 2週間3週間1ヶ月2ヶ月3ヶ月4ヶ月5ヶ月6ヶ月7ヶ月
料金13,20017,60022,00041,80059,40074,80088,00099,000107,800

※価格は税込みです

●お申込み方法
まずは、お問い合わせフォームかお電話で在庫をご確認ください。レンタル規約をお読みいただき、レンタル申込フォームからご連絡ください。レンタル申込書をFAXまたはメール添付で送付をご希望の方は( PDF / Word )にご記入の上、FAXまたは郵送にて申込書をお送りください。商品は指定場所、指定期日までに宅配便でお送りいたします。ご使用後は速やかに宅配便(元払い)でご返送ください。

レンタル申込書をFAXまたはメール添付で送付をご希望の方は以下より申込書をダウンロードしてご使用ください。

レンタル申込書(PDF)
レンタル申込書(Word)
レンタル規約

●お申込金・取消料
お申込金および取消料は一切いただきません。

●支払方法
レンタル料金は前払いでお願いします。申込書到着後、請求書をお送りいたしますのでお振り込みください。通話料金は1ヶ月半~2ヶ月後、通話料金明細とともに精算させていただきます。通信料金は 不課税です。
※クレジットカード(VISA/MASTERのみ)払いをご希望の方はご連絡ください。お支払金額が確定しましたらメールにてURLをお知らせいたしますので、クレジットカード番号をご入力いただくとお支払が完了いたします。

●保険について
動産保険(最低保険料 3千円)にご加入ください。

●海外での使用許可(日本国内では使用できません)
通信機器の通関および使用にあたっては、それぞれの国の規則に基づき許可取得や税金、電波使用料を課す国もあります。昨今の通信技術の進歩や国際化により将来的には撤廃の方向に向かってはいますが、国によっては持ち込みに厳しい制限を設けている国もありますので、使用される場合は規則に従って申請を行ってから携帯くださるようお願いいたします。
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